夏になると、
「エアコンの設定温度は~度で節電!」
なんて特集が、
テレビや雑誌でよく取り上げられているのを目にしますよね。
しかし、冬のエアコンも、
設定温度次第ではこたつやホットカーペットよりも
随分とお得になる事をご存知ですか?
今回は、冬のエアコンの、
上手な使い方をご紹介いたします。
エアコンの電気代と最適な温度設定
エアコンは、暖房使用の冬の方が、
室内気温と設定温度の差が大きいため、
電気代が夏のエアコンよりもかかります。
電気代節約への一番の近道は、
「エアコンの温度設定」です。
エアコンの設定温度は消費電力に大きく関わり、
設定温度を1℃下げると、
約10%の節電になります。
・エアコンの最適な温度設定
具体的は温度設定を色々と調べたところ、
20℃が目安のようです。
この温度は「環境省が推進する暖房時の目安」です。
20℃ではまだ寒い!!
と感じる場合、温度を上げる前に、
少し厚着をしたりして、着衣で調整してみて下さい。
そうすれば、
無理のない程度に温度調節が行えると思います。
・エアコンの温度設定による電気代の違い
先に申し上げたように、
エアコンの温度設定を1℃下げると、
電気代は10%節電になります。
仮に設定温度を25℃にした場合の、
1時間の消費電力が500wだとすると、
その電気代は13.5円になります。
すると・・・
【25℃で13.5円 8時間で108円 30日で3240円】
では、適温とされる20℃に設定すると、
【20℃で8.0円 8時間で64.0円 30日で1920円】
となり、
1ヶ月で1000以上も変わってきます!
1℃あたり264円の節約。
たった1℃、されど1℃ですね。
日々の積み重ねで、
これだけの電気代の違いがあると知ると、
設定温度を1℃下げてみようと思いませんか?
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エアコン暖房でやって良いこととダメなこと!
節電になると思って、
暖房の運転モードを弱運転に設定していませんか?
それは「ダメ」なんです。
暖房の自動運転モードで、
一気に室温を設定温度まで上げてしまった方が、
電気代はかからないのです。
エアコンで暖房を使う際、
部屋が暖かくなったらスイッチを切り、
また寒くなったらスイッチを入れる。
と言ったように、
こまめにスイッチのオン・オフを繰り返してませんか?
これも「ダメ」です。
逆に電気代が高くなってしまいます。
エアコンは、設定温度まで室温を上げるまでが、
一番電気代がかかるので、
こまめにスイッチを入れたり切ったりせずに、
室温を上げたそのままの温度を自動運転で保っている方が、
電気代を節約出来るんです。
エアコン暖房は上手に使えば、
沢山ある暖房器具の中でも、
光熱費の効率が最もよく、
部屋全体を暖める能力に優れ、
何よりも安全なのです。
電気代が高くなるから…
と懸念せずに、
上手に使って、暖かい冬をお過ごし下さい。