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私たち日本人が、
季節ごとに当たり前のように行っている
“衣替え”

ですが外国の人たちから見れば、
衣替えはとても変わった風習ということを
知っていましたか?

一体、なぜ日本では衣替えをするのか?

そんな衣替えの意味や、
歴史や由来、
子供にわかりやすく伝える方法
などを
まとめました。

ぜひ参考にしてみてください。

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衣替えの意味や由来・歴史とは?

衣替え

衣替えの意味は、
文字通り、
着る服を季節に合わせて替えること。

6月1日と10月1日を目安に、
冬服から夏服へ、
夏服から冬服へと替えていいますよね。

衣替えの風習は、
元々は中国発祥の習わしであり、
日本へは平安時代に伝わってきたとされています。

◆平安時代〜鎌倉時代

当時は、
一般庶民に衣替えは浸透しておらず、
宮中行事として行われていました。

衣替えのタイミングは、
旧暦の4月1日と10月1日

当初の呼び方は、
衣替えではなく“更衣”

しかし天皇の着替えを手助けする女官が、
“更衣”と呼ばれていたこともあり、
ややこしいので
“衣替え”と呼ばれるようになりました。

また衣服だけではなく、
女性が持つ扇の素材なども、
季節によって決められていたそうです。

鎌倉時代になると、
衣服だけではなく、
調度品まで衣替えしていました。

◆室町時代〜江戸時代

宮中行事としてだけではなく、
貴族の間にも衣替えが定着します。

また、武家の間にも、
衣替えの風習が徐々に広まっていきました。

◆江戸時代

江戸時代になると、
江戸幕府から武家に対して、
衣替えが制度化されます。

着物の種類が増えたことにより、
回数は年4回に。

  • 旧暦4月1日〜5月4日…袷(あわせ)
  • 旧暦5月5日〜8月末日…帷子(かたびら)
  • 旧暦9月1日〜9月8日…袷(あわせ)
  • 旧暦9月9日〜3月末日…綿入れ

一般庶民もこの制度に合わせて、
衣替えをするようになりました。

◆明治時代

明治時代に入ると、
日本にも洋服の文化が浸透してきます。

役人・警察・軍人などは
“制服”を着用するようになり、
政府は彼らに対し、
年2回の衣替えを取り決めました。

夏服は6月1日〜9月30日まで、
冬服は10月1日〜5月31日までの着用と、
決められていたそうです。

この取り決めが学生や企業の制服にも影響し、
現在のように、
6月1日と10月1日に衣替えをする、
という風習になりました。

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子供に衣替えの意味や歴史をわかりやすく伝える方法!

子供に衣替えの歴史を、
わかりやすく伝える
ためには、
言葉だけでは不十分。

実際に目で見て、
衣服の歴史に触れてみるのが一番です。

歴史的な衣服を展示してある博物館などに、
足を運んでみてはどうでしょうか?

そんな日本の服装の歴史が学べる場所を、
いくつか紹介します。

時期によって展示内容は変わるので、
事前に確認するようにしてください。

●青梅きもの博物館
http://www.omekimono.jp/

●日本きもの文化美術館
http://nmkb.jp/

●文化学園服飾博物館
https://museum.bunka.ac.jp/

また、未就園児など、
まだまだ衣替えが何なのかすらわかっていない、
というお子さんには、
歴史の説明は難しいですよね。

そこでまずは、
実際に様々な職業の制服を、
衣替えのタイミングで見に行ってはどうでしょう。

例えば、
警察官やデパートの店員さんなどは、
衣替えを機に一斉に制服が替わります。

身近なところでは、
コンビニやスーパーの店員さんも
制服が変わるお店もありますよね。

その時の実際の気温や天気を絡めながら、
「これから季節が変わる」
ということを説明してみてください。

手持ちの服を季節ごとに並べてみて、

「どっちのほうがフワフワで暖かそうかな?」
「どっちの色が涼しそうに見える?」

など、
生地や色による季節感の違いを、
比べてみるのもいいですよ。

衣替えをする意味は?歴史や由来を子供にわかりやすく伝える方法! まとめ

衣替えをする意味や、
歴史や由来
について紹介していきましたが、
いかがでしたか?

普段当たり前のように行っている衣替えですが、
その歴史は古く、
“四季”のある日本には、
欠かせない風習だということがわかります。

衣替えによる衣服の機能性や、
デザインによる季節感の違いを、
子供と一緒に確認してみてください。

今まで気づかなかった、
新たな発見があるかもしれませんよ♪

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