日本は地震や津波、台風など、
様々な自然災害が起きやすい、
災害大国です。
災害が起こった時には、
速やかな避難が命の分かれ目。
それでは、いざ避難するとなった時に、
どんなものを持って行けばいいのでしょうか?
ここでは避難する時の持ち物について、
最低限必要なもののリストや、
貴重品に何を持っていくかを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
避難する時の持ち物で最低限必要なものリスト!
いざ避難するとなると、
しばらく家に帰れなくなります。
そうすると、あれもこれもと
多くの荷物を持って行きたくなりますよね。
ですが、緊急事態に、
そんな大荷物を持って逃げるのは不可能。
そこで、
”必要最低限これだけは持ち出したい”
という持ち物を、
リスト形式でピックアップしました。
参考にして、
避難用の荷造りをしてください。
◆最低限必要なものリスト
□現金
千円札数枚、
小銭は10円玉と100円玉を10枚程度。
公衆電話での連絡や、
ちょっとした買い物に必要。
□携帯電話・スマホ
救助要請や安否確認の連絡、
現状把握に役立ちます。
□携帯用充電器
電池タイプやバッテリータイプなど、
コンセントが無くても使えるものを。
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□タオル
体を拭いたりマフラー代わりにしたり、
様々な用途に使えます。
フェイスタオルサイズで1~2枚。
□懐中電灯
予備の電池も忘れずに。
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□水
500mlのペットボトルで1〜2本。
入れすぎると重くて移動の妨げになるので注意。
□非常食
軽くて日持ちする、
ビスケットや飴がおすすめ。
□ビニール袋
配給されたものを入れたり、
汚れものを入れたりできます。
コンパクトに折りたたんで2~3枚。
□常備薬・メガネ
常備薬や予備のメガネ、
またはコンタクトレンズなど。
□保険証等のコピー
保険証、おくすり手帳、身分証明書など、
まとめて1枚の紙にコピーしておくと、
かさばらず便利ですよ。
◆女性
□生理用品
下着の汚れ予防にも使えますよ。
◆子供
□紙おむつ
そのままだと少量でも場所を取るので、
圧縮袋に入れておくといいですよ。
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□ミルク・離乳食
普段は母乳のお母さんでも、
非常時には母乳が止まってしまうことも。
粉ミルクは軽くて持ち運びに便利ですが、
水やお湯がなくても使える
液体ミルクもおすすめ。
□おしりふき
おしりふきがあれば、
赤ちゃん以外にも手や体を拭くのに使えますよ。
□母子手帳
母子手帳そのものがかさばる場合は、
必要部分(出生時の情報や病歴、予防接種記録等)
のコピーでもOK。
以上が、本当に必要最低限、
非常時に持ち出したいものです。
◆あると便利なもの
上記以外にも荷物に余裕があれば、
- 水と食料(追加分)
- ラジオ
- ヘルメット
- 防寒着
- ライター
- 着替え(特に靴下や肌着)
- ホイッスル
- アルミシート
- 軍手
- 携帯トイレ
- ウェットシート
- マスク
などを、
必要に応じて準備しておきましょう。
これらのものも、
「非常持ち出し袋に入れておきましょう」
と言われることが多いです。
が、ハッキリ言って、
これらを全部入れた袋を持って逃げるのは大変。
避難時の持ち物は、
念のためあればあるほどいい!
と思われがちですが、
緊急時の避難では、
”身軽なこと”が何よりも大切ですよ。
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避難する時に貴重品は何を持っていく?
必要最低限の荷物は上に書いた通りですが、
やはり”貴重品”は持って避難したいですよね。
万が一被災した場合、
下記のリストのものを持ち出していると、
後々の手続きの手間を最小限に抑えたり、
火事場泥棒の被害を避けることができますよ。
- 通帳
- キャッシュカード
- 印鑑
- 土地建物などの重要書類
- 保険証
- 保険証券
- 年金手帳
- 免許証
- パスポート
- 高額な貴金属類
全部持ち出す余裕がある場合はいいですが、
余裕がない場合に備えて、
それぞれのコピーを準備しておくと安心ですね。
また、避難所に移動してからの盗難が心配という人は、
南京錠をキーホルダー代わりにして、
リュックにつけておきましょう。
貴重品から目を離す時は、
その南京錠でファスナー部分をロックしてしまえば、
少し安心できますよ。
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避難の持ち物!最低限必要なものリスト!貴重品は何を持っていく?
避難の際に最低限必要な持ち物や、
貴重品についてまとめてみましたが
いかがでしたか?
ひとつ気を付けてほしいのが、
“何よりも命が最優先“ということ。
完全な手ぶらで不便をすることはあっても、
「あれがなかったから命を落とした」
ということはかなりのレアケース。
避難時の荷物は必要最小限にとどめ、
まずは速やかに逃げることを心がけましょう!